体内時計を味方につける!サーカディアンリズムと腸内細菌の関係

仕事に家事、育児…毎日忙しく過ごしていると、「最近、寝ても疲れが取れない」「肌の調子が悪い」「なんとなく体がだるい」と感じることはありませんか?
それ、もしかすると サーカディアンリズム(体内時計) の乱れが原因かもしれません。

私たちの体は、約24時間周期のリズムで動いており、睡眠・ホルモン分泌・代謝などをコントロールしています。そして、最近の研究では 腸内細菌もこのリズムに影響を受けていることがわかってきました。

今回は、私たちの健康や美容と深い関わりがある サーカディアンリズムと腸内細菌との関係について、最近の研究を交えながら解説していきます!

サーカディアンリズムって何?

私たちの体は、 約24時間周期でさまざまな生理機能を調整する「体内時計」を持っており、これをサーカディアンリズム(Circadian Rhythm) と呼びます。
ちなみにサーカディアン(circadian)は、ラテン語の circa(概ね)とdies(日)に由来し、サーカディアンリズムは概日リズムとも呼ばれています。
サーカディアンリズムはぴったり24時間ではないため、主に 光、温度、食事、ストレス などの外部シグナルによって調整され、 睡眠・覚醒のリズムやホルモン分泌、体温調整、消化機能などをコントロールしています。
さらに、最近の研究では 腸内細菌の活動も1日の中で変動していることが明らかになっています。
腸内細菌までもが時間に影響を受けているなんて、驚きですよね!

サーカディアンリズムが乱れるとどうなるの?

では、サーカディアンリズムが乱れると、私たちの体にはどんな影響があるのでしょうか?
例えば、こんな症状が現れる可能性があります👇
睡眠障害(寝つきが悪い・途中で目が覚める・朝スッキリ起きられない)
免疫力の低下(風邪をひきやすい・アレルギー症状が悪化)
腸内環境の悪化(過敏性腸症候群・便秘・下痢など)
肌トラブル(くすみ・乾燥・ニキビ・老化の加速)
メタボリックシンドロームのリスク増加(太りやすくなる・血糖値の乱れ)
心血管疾患のリスク増加(高血圧・動脈硬化のリスクが高まる)
特に現代社会では、 夜遅くまでスマホを見る・夜勤やシフト勤務・不規則な食生活などによって、 サーカディアンリズムが狂いやすい環境にあります。
「ちょっとした不調が続く…」と感じる場合、もしかすると 体内時計がズレているサインかもしれません。

プロバイオティクスで体内時計が整う!?

サーカディアンリズムを整えるためには、 規則正しい生活・朝日を浴びる・適度な運動などが大切ですが、最近の研究では腸内細菌(プロバイオティクス)の影響にも注目が集まっています!
プロバイオティクスについては、こちら (「生菌」vs「死菌」? 乳酸菌の選び方を格上げ!) もお読みください。

さて、2021年に発表された研究引用1で、以下のような実験が行われました👇
🐭 ラット実験
ラットを正常な光環境(明暗12時間サイクル)・24時間明環境・24時間暗環境 に1〜3ヶ月間さらす
その後、一部のラットに プロバイオティクス(Levilactobacillus brevis 47f) を投与
体内のホルモンや抗酸化酵素の変化を測定
その結果…
🌟 明暗処理やプロバイオティクス投与の影響は期間が長いほど大きくなる
🌟 特に24時間明環境にさらされるとストレスホルモン(ドーパミン・ノルアドレナリン)が低下
🌟ストレスホルモン(ドーパミン・ノルアドレナリン)が低下ラットのうち、プロバイオティクスの投与によって ドーパミン濃度が大幅に回復!


🌟 抗酸化酵素(G6PD, SOD, GST)の低下も回復!(GST +32.0%、SOD +85.9%)

つまり、 腸内環境を整えることで、体内時計の乱れによる生理的ストレスを軽減できる可能性が示されたのです✨
ヒトにおいても同様の効果があるかはまだ研究段階ですが、「腸を整えることが、体内時計を整える一助になるかも?」というのは、これからのヘルスケア研究にとって大きな発見のひとつといえます。

今日からできる!体内時計を整える5つの習慣

では、サーカディアンリズムを整えるために、今日からできる簡単な習慣をご紹介します👇
朝日を浴びる(起きてから30分以内に日光を浴びると体内時計がリセットされる)
夜のブルーライトを避ける(スマホやPCの光を寝る1時間前からカット)
毎日同じ時間に食事をとる(食事の時間も体内時計に影響する)
腸活を意識する(発酵食品・食物繊維・プロバイオティクスを積極的に)
寝る前のリラックス習慣(ストレッチ・深呼吸・アロマなどで副交感神経を優位に)
「なんとなく不調…」を放置せず、まずはできることから実践してみてください!

まとめ

サーカディアンリズム(体内時計)は、私たちの健康や美容に大きな影響を与える
乱れると、睡眠障害・免疫力低下・肌トラブル・肥満・生活習慣病リスクが増加
プロバイオティクスが体内時計の乱れによる生理的ストレスを軽減できる可能性も!
朝日を浴びる・食生活を整える・腸活を意識することで、サーカディアンリズムを整えられる!
忙しい日々の中でも、 少しだけ生活習慣を見直すことで、より健やかで快適な毎日を目指しましょう✨

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
「サーカディアンリズムを意識した生活を始めてみる!」と思った方は、ぜひシェアやコメントで感想を教えてもらえるとうれしいです💬💬💬

また次回も、ふらっとフラコにお越しください!

引用文献

  1. Olekhnovich, E.I., Batotsyrenova, E.G., Yunes, R.A. et al. The effects of Levilactobacillus brevis on the physiological parameters and gut microbiota composition of rats subjected to desynchronosis. Microb Cell Fact 20, 226 (2021). https://doi.org/10.1186/s12934-021-01716-x

※ 注意
本記事はあくまで情報提供を目的としたものであり、医学的なアドバイスではありません。
健康上の問題がある場合は、医療専門家にご相談ください。

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